理学研究科では、高度科学人材の育成とイノベーションの創出を目指して「京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム」を産業界と共に設立しました。

この度、コンソーシアム活動の一つとしてサイエンス講座を(7/5)に開催します。テーマは「自然史×分子情報の統合で拓く多様性生物学の最前線」。当日は3名の研究者に、多様性生物学の最先端研究とそれを支える技術についてお話いただきます。また、講座の終了後は懇親会も予定しております。登壇される先生やコンソーシアム会員である企業研究者と、分野を越えた交流をお楽しみください。皆様の参加をお待ちしています。

第3回サイエンス講座「自然史×分子情報の統合で拓く多様性生物学の最前線」

▼参加申し込み:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScMzt_IXaI133ryNg3kOwlNNO4ccHd…

 

▼開催要項

日時:令和6年7月5日(金曜)13:00~16:30(16:30より懇親会を予定)
参加方法:現地 もしくは オンライン(Zoomウェビナー)から選択
現地会場:理学研究科セミナーハウス *吉田キャンパス(北部構内)10番の建物
対象:京都大学の学部生・大学院生, 教職員
申込期限:6月28日(金)
・開催時間中の入退場は自由です。再入場いただくことも可能です。
・オンラインで参加される方には開催日までに視聴用URLをメールでお知らせします。
・講座終了後に懇親会を予定しています。皆様で交流をお楽しみください。

 

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第3回サイエンス講座

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▼プログラム

13:00~14:00|佐藤拓哉准教授 生態学研究センター
「森と川をつなぐ細い糸:ハリガネムシが宿主を操る仕組みとその役割」

ハリガネムシ類は、カマキリ等の宿主体内で成⾍になると、繁殖をする⽔辺に戻るために、宿主を操って⼊⽔させてしまう。この恐怖の⾏動操作の仕組みと⾃然界での役割を紹介する。

14:10~15:10|今田弓女助教 理学研究科
「足元にある未知の生態系:動物との関係から読み解くコケ類の生態と進化」

コケ類は、花も実もつけない原始的な植物で、その⽣態はよく分かっていない。だが近年、
昆⾍や⿃などと関わりつつ進化してきたことが野外調査などから明らかになってきた。

15:20~16:20|渡辺勝敏教授 理学研究科
新しい淡水魚類の自然史:全ゲノムデータから環境DNAまで

全ゲノムデータと⽣物情報学的解析を駆使した研究や、環境⽔に含まれるDNAを利⽤した分析技術の発展などから、⾝近な淡⽔⿂類の新しい⾃然史研究の地平が広がりつつある。

16:30~|懇親会
軽食、飲み物を用意しております。登壇者の先生やコンソーシアム会員である企業研究者と、分野を越えた交流をお楽しみください。

 

▼問合せ先

京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム 事務局
e-mail: 050innov-conso@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム
https://sci.kyoto-u.ac.jp/ja/event/consortium